ESTは独立やフリーランスをお考えのエステティシャン、セラピストさま向けのメディアです。
今回は「独立」と「フリーランス」の違いに関しての説明と、フリーランスエステティシャンのメリット・デメリットを比較してみました。
実際にお店を持つよりもフリーランスでレンタルサロンで働いた方がお得になるケースもあるので、
それぞれご検討くださいませ。
目次
そもそもフリーランスエステティシャンとは?
フリーランスエステティシャンとは店舗に属さずに個人のお客さまを担当する働き方です。
今まで店舗に属していて出来なかった施術やエステ手法が出来るようになったり、
お客さまとの直接契約になるので収入が増えるパターンが多いと言われています。
施術場所はレンタルサロンやシェアサロンなどで、今まで都内が多かったですが、地方でもエステティシャンやセラピスト様向けのレンタルサロン・シェアサロンが増えています。
メリット1:場所にとらわれないため失客リスクが下がる
今までのエステサロンだと場所にとらわれていたためお客さまの転勤や引っ越しなどで失客するリスクが少なからず存在していました。
フリーランスエステティシャンとなることで、お客さまが来るのではなく「自分からお客さまに伺う」ことが可能になります。
フリーランスエステティシャンの方の中では全国セミナーをやりつつ、地方でお客さまを施術する方もおられるということです。
まるで旅をするように働くことが可能になります。
メリット2:所得が上がる
一般的に「お店の賃料」という維持費用がかからなくなるため、収入が増えると言われています。
正社員のエステティシャンの月収は18~22万円と言われています。
フリーランスエステティシャンになった場合の給与のイメージが下記です。
売上に対してレンタル費用と出張費しかかからなくなるので、収入が上がるパターンが多いです。
上記の例ですと、客単価が1万円・お客さまを50名施術した場合は手取りが40万円になります。
お客さまの単価によってはより高い収入を受け取る事もできるので夢が広がりますね。
また、年間で比較すると施術売上50万で正社員vsフリーランスで比較すると年間156万円も違いが出てきます。
10年で1560万円です。家がたちますね・・・。
メリット3:自由な時間がふえる
一人ひとりの指名のお客さまを施術するようになることで、
ご自身の自由時間が格段に増えます。
従来型のサロンだと、朝礼や掃除、受付対応などで時間がとられていました。
これらの時間は自身が施術していないときも行う必要があったので、トータルでみると「勤務時間」は拘束されていました。
フリーランスエステティシャンになると、お客さまを施術して帰るだけですので圧倒的に時間が自由になります。
上記のイメージ図の場合ですと、年間960時間は節約につながります。
デメリット:収入が生活に直結してしまう
フリーランスエステティシャン最大のデメリットは収入がご自身の売上に直結してしまうという点です
その他にも
- 保険や保証がないので怪我をした時や倒れたときに不安
- 集客がお店ではなく個人での集客になる
- 遅刻や寝坊が決して許されない
などのデメリットがあります。
とはいえ保険など個人でも入れるものがあるので、そちらで補えると思います。
最後に
フリーランスのエステティシャン・セラピストは自由時間も増えるし、所得も多くなるので、良いコトづくしなように思えます。
ただ、個人事業主として働くことになるため、自己責任の世界になります。
いろいろな道を検討した上で、ぜひフリーランスエステティシャンという働き方もご検討ください。
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