エステティシャンになるには|エステティシャンの資格の紹介

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実は、エステティシャンという職業に資格は必要ありません。
エスティシャンとしての活躍に意気込んでこの記事を見てくださっている方からすると、拍子抜けかもしれませんが、その職業自体に資格はありません。

しかし、昨今は消費者とのトラブルなどが多く発生しており、スクールや様々な資格を獲得できる協会や組合が増えいてきています。
まだまだ、グレーゾーンの多い業界ですが、いずれ国の介入によって規制が敷かれる可能性もあるのではないでしょうか。

今回、EST編集部は「エステティシャンの資格」を切り口に、エステティック業界に切り込んでいきます。

エステティック(エステティシャン)とは

そもそも、エステティックとはどういった意味なのでしょうか。

エステティック(仏: Esthetique)とは、痩身や脱毛、美白を始めとした、全身の美容術を言う。 リラクゼーションを兼ねていることも多い。 英語では、Aesthetic(エスセティック、アメリカ英語: Esthetic とも)。 西洋では美学や美意識を意味する言葉である。
引用:ウィキペディア

エステティックの施術者をエステティシャンと言います。

西洋から伝わってきた文化のようで、日本での歴史はそこまで長くありません。
日本においては、高度経済成長時代で国民にゆとりができはじめてきた頃に広がったとされています。
需要の高まりと共に、エステサロンは増え続けてきたわけです。
しかし、その代償を私たちは求められることになります。

エステサロンで増加する無資格運営やトラブル

ここ数年の話ですが、エステサロンで資格が必要な施術を行っているサロンがよく摘発されているニュースを目にします。
見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 無免許で、人工まつげを貼りつける「まつげエクステンション」やしみ取りを施術したなどとして、府警生活経済課と西京署は11日、美容師法違反(無免許営業)と医師法違反(無資格医業)容疑…
引用:産経WEST

例えばですが、「アートメイク」の施術を無免許で施術していたとして、逮捕されたこの事件です。
「しみ取りは違法ではないと思っていたので納得できない」などと容疑を一部否認しているそうです。

エステサロンと一口に言っても、かなり多くの種類があります。
エステサロンを経営している人間でさえ、「知らなかった」と言う免許が必要な施術を消費者が知っているはずもありません。

おすすめの資格「エステティシャンセンター試験」

多くあるエステティックに関する資格の中から、最も中立に近い「エステティシャンセンター試験」についてご紹介します。
「エステティシャンセンター試験」とは、「一般財団法人日本エステティック試験センター JEEC」という団体が行っています。
ここは、特定非営利活動法人日本エステティック機構が認定している団体で歴史も古く、最も安心感のある団体・組織であると言えます。

上記のような団体・組織が中心となって進めているのが、エステティック業統一自主基準です。

統一自主基準は、各エステティック業界団体に加盟する事業所が
中心となり、
エステティックに関連する法令を遵守し、適正な営業を行い、
消費者が安心して施術サービスを受けられるサロンを目指し、
エステティック産業全体の健全な育成・発展に寄与する
ために定めたもので、エステティック業の特徴と関連する法律を踏まえ、
業界全体が主体的に
①関連する法律の理解を深め、これを遵守し、
②消費者の安心・安全を確保し、
③契約等のトラブルを防止し、取引の適正化を図り、
④人材育成や自己研鑽の必要性、
などを明文化したもの。
引用:エステティック事業者が知っておくべき関連法令とエステティック業統一自主基準

エステティシャンセンター試験とう資格を得るための試験も、「エステティック業統一自主基準」の一環として設けられた試験です。

実務経験の有無によっては、事前に登録養成校で定められたカリュキュラムを履修しなければなりません。

日本で唯一の公的な認定試験と言えるかもしれません。
※他にもあればEST編集部までご連絡下さい

■業界動向と認証取得、法人設立までの経緯
2002年3月 日本標準産業分類において「エステティック業」が独立したサービス業として登録される
2003年6月 「エステティック産業の適正化に関する報告書」発表(経済産業省)
※消費者利益の保護とエステティックの健全な発展を目指す
2004年5月 NPO法人日本エステティック機構(JEO)設立
※エステティック認証制度に関する検討を開始
2007年5月 エステティック認証制度(サロン・機器・エステティシャン)に関する正式発表(JEO)
「エステティシャン指針」発表(JEO)
10月 日本エステティック振興協議会(JEPA)発足(行政窓口と業界の取り纏め)
2008年4月 「サロン認証」に続き「機器認証」スタート(JEO)
2009年11月
エステティシャン試験制度に関する「認証基準」「認証基準運用規定」発表(JEO)
12月 「エステティシャンセンター試験制度」発表(JEPA)
※JEOの認証取得の準備に着手
2010年1月   JEPA内に「日本エステティック試験センター(任意団体)」設立
6月 「エステティシャンセンター試験制度」をJEOへ認証申請
※JEOとして「エステティシャン試験制度」の認証を決定
10月 一般財団法人日本エステティック試験センターとして法人化

引用:一般財団法人日本エステティック試験センター

エステティシャンに資格は必要か


繰り返しますが、エステティシャンという職業に資格は不要です。
ですが、前章でご紹介したエステティシャンセンター試験の様に、独自の制度で試験が運営されています。
理由は様々ですが、資格を有する意味は大きいようにEST編集部は考えます。
競争の激しいエステティック業界において、少しでも付加価値を付け加えていくことは間違いではないでしょう。

エステティックセンター試験HP内で摂理の趣旨として下記のように紹介されています。

【設立の趣旨】

エステティック産業は、健康や美しさへの関心の高まりを背景に、癒し系サービス業の中心的存在として、また、余暇・健康市場の中でも高い成長が見込まれる市場として、近年その発展が期待されています。
反面、消費者トラブルも依然として存在し、エステティック産業全体の更なる発展のためには。契約取引や施術サービスに対する消費者からの信頼を確立することが不可欠といえます。
こうした背景に基づき、エステティック業界では、産業の適正化に向けて様々な取り組みを実施してまいりましたが、2003年6月、経済産業省が発表した「エステティック産業の適正化に関する報告書」を受けて、翌年5月、特定非営利活動(NPO)法人日本エステティック機構(JEO)が設立され、エステティック認証制度に関する検討を開始いたしました。
引用:一般財団法人日本エステティック試験センター

エステティシャンなるためにやるべきこと

今、エステティシャンを目指す皆さんはどの様な経路で目指すべきなのでしょうか。
Twitterを見てみましょう。


自身が通っているエステサロンのエステティシャンに憧れて目指すという方が多いようです。
その後は、やはり学校に行かれるようですね。

ですが、現状はもちろん特別な施術をする場合を除いて、免許は不要です。
それでも、昨今増えているエステサロンでのトラブルが消費者の印象に残ってきている可能性があります。

そうなれば、資格を含めて第三者機関から認められた安心の安全のサロンに人があつまる未来が、うっすらと想像できるようになってきました。

自身の目指すエステティシャン像をより具体的にイメージすることで、やりたい施術など明確になってくると思います。
それから、進路を決めても良いかもしれませんね。


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