エステ業界にノルマはある!?その実態を徹底検証

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求人や説明会などで「ノルマがあります」と言う事業者はほとんどいないでしょう。
しかし、実際はエステティシャンのほとんどが目標とされた数字を達成することに神経を集中させながら仕事をしています。

今回は、そんなエステ業界のノルマの実態について探っていきます。

ノルマとは?

女性 ノルマ

引用:photo AC

ノルマは、わかりやすく言うと「達成しなければいけない目標」です。
自ら目指す前向きな「目標」ではなく、誰かに決められたネガティブな目標です。

さらに、それが達成されないと、休日がなくなるなどの物理的な罰則や暴言を吐かれるなどの精神的苦痛が与えられることもあります。

本来、営業職にとって「数字」はついて回るものでもあり、仕事をする上でモチベーションアップになるものではありますが、過剰な目標はノルマと感じてしまいます。

大手エステサロンのノルマの実態

引用:http://www.photo-ac.com/

引用:photo AC

全国展開をする大手サロンの場合、大概は本部から毎月の営業目標が各店に送られてきます。

その数字を元に、店長が各個人に数字を割り振ることでエステティシャンの毎月の目標が決まります。

コースの契約や更新の目標と、店販(サロンで販売している商品販売)の目標があるので、エステティシャンは常にその目標を意識しながら行動することになります。

目標が達成できなかったときの対応は会社や店舗によって違います。
多少小言を言われて終わり、というお店もありますが、調べてみると以下のような声も聞かれました。

  • 勤務を怠ったとみなされ、休日に出勤させられる
  • 研修という名目で休みの日に出勤させられる
  • ローンを組んでコースを契約する
  • 店販品を購入させられる
  • また、コースの契約を取るため、自分のエステで痩せたなどの嘘を言って販売することも多いようです。

    強制的に買わされるというよりは、休日に出勤せざるを得なくなったり商品を買わざるを得ない雰囲気にさせられるというほうが正しいかもしれません。

    大手サロンの場合、ローン契約を請け負う子会社があるので、自分が持っている金額以上の契約が成り立ってしまいます。

    例えば、30万、50万という金額は一括では支払えない、クレジットの分割払いでも払いきれない、という人でも、最大36回払いまで可能なので、月々1万円程度で支払うことが可能になります。

    さらに、エステコースや化粧品類の単価が高いため、ローンの支払いよりも消化するスピードが速いので、次から次へと新しい契約を組みやすいという特徴もあります。

    このようなシステムがあるため、契約を勧めやすくなってしまうことがノルマが高くなるひとつの要因と言えるでしょう。

    中小サロンのノルマの実態

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    引用:photo AC

    小さなサロンの場合は、店長やオーナーによってかなり大きな違いがあります。

    複数回まとめて購入するコース制ではなく、美容院のようにその都度料金を支払うシステムを取っているお店もあります。
    エステ=勧誘というイメージを払拭するため、特に最近はこういうお店が増えてきました。

    大手サロンと違い、独自のリボ払いができるようなシステムはもっていないところがほとんどなので、一括で支払うか、クレジットカードの分割払いを使用するしかありません。
    学生が何十万もの大きな金額のローンを組むなど、極端に無理のあるローン契約は発生しにくい(勧めることができない)ので、大手サロンに比べるとノルマは緩い傾向にあります。

    店販販売は、時間をかけず売上をあげることができる手段なので、お店側にとっては大きなメリットがあります。
    そのため、店販の販売に力を入れているサロンもあるかもしれません。
    オーナーの考え方だけでなく、取り扱っている店販の種類の豊富さ、化粧品メーカーとサロンとの関係性などが関わっています。

    これはサロンによって大きな差があるので、さまざまなサロンを比較してみると良いでしょう。

    エステのノルマがきつい・・というときの改善策

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    引用:photo AC

    自分がオーナーでない限り、会社のシステムを変えることはなかなか容易ではありません。
    強制的な目標を掲げ、それが達成できないときに罰則が与えらるようなサロンに勤めている場合、転職するのが一番です。

    転職する場合は、以下の点に注目してお店を探すと良いでしょう。

    コース制か都度払いか

    決められた期間通うようなプランで成り立っているお店は、新たな契約や契約の更新などを求められるため、ノルマが厳しくなりがちです。
    ジャンルでいうと、痩身が一番当てはまります。

    痩身は定期的に通う必要ことで効果が出るものであり、何回通えば-〇〇㎝など、具体的に提示できるので、契約させやすいのです。
    また、ダイエットに必要とされるサプリメントや、グッズなどの販売しやすいので、痩身を中心に行っているサロンは営業行為が多い傾向にあります。

    一方、美容院のようにその都度支払いをするシステムの場合は、コースの契約販売はないので、厳しいノルマに悩まされる可能性は低くなります。

    ちなみに、脱毛の場合はほとんどが長期契約のプランですが、脱毛サロンは比較的ノルマは緩い傾向にあります。
    光脱毛は施術が簡単なので、人材を育てるのに時間がかかりませんし、光を当てるときに使うジェルさえあれば他に材料費がかからないため利益率が高いからです。

    安価な体験をコースを設けていないか

    「通常1万円⇒体験1000円!」など、安い体験料を餌に集客をしているお店は、その後継続させることが最大の目的となるので、売り込みが厳しくなります。

    該当の広告やテレビCMなど、広告宣伝費が多い場合はさらにその経費を取り戻すために売上が必要になるので、当然エステティシャンに与えられるノルマは大きなものになります。
    大手サロンの場合、大概これに当てはまりますよね。

    他と違う特徴や大きな強みがあるか

    他のサロンにはない特徴や大きな強みがあるお店は、集客もしやすいです。
    例えば、

  • 深夜まで営業している
  • 希少な施術方法がある
  • 美容院やネイルサロンが併設されている
  • メディアに数多く取り上げられている
  • 口コミで広まっている
  • など、他のサロンよりも優れているところがあったり、集客に苦労していないお店は安定的に売り上げがあるので、ノルマを厳しくする必要がありません。

    また、自分でお店を開業するという選択肢もあります。

    個人で運営しているお店は勧誘や店販の販売が少ない傾向にあります。
    こういった過剰なノルマに疲れて自分のお店を出したという人が多いからなのでしょうね。


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